都立井の頭恩賜公園
事例紹介
- 樹木名
- ソメイヨシノ
- 樹高
- 6.0m
- 幹周り
- 1.4m
- 治療実施日
- 平成10年2月
- 治療前の状況
- 樹齢が50年以上ということもあり、樹幹内部まで腐朽が進んでいた。
- 治療方法
- 樹幹内部の腐朽を取り除き、キノネデールを詰め、遮光シートおよび保護テープを巻いて被覆した。
- 治療実施者
- 藪会
- 平成17年1月再治療時の状況
- 治療部位から不定根が発生し、地中まで到達している。これにより、新たに発生した多くの枝が見られる。また、新たな支持根となり倒木の危険も減少した。
平成17年1月撮影 |
- 樹木名
- クスノキ
- 樹高
- 10.0m
- 幹周り
- 1.1m
- 治療実施日
- 平成10年2月
- 治療前の状況
- 樹幹に大きな腐朽が見られ、葉数が少なく、樹勢が衰えている。
- 治療方法
- 不定根の発生、誘導を促すため、腐朽部を取り除き、キノネデールを詰め、遮光シートおよび保護テープを巻いて被覆した。
- 治療実施者
- 藪会
- 平成17年1月再治療時の状況
- 最初の治療から丸6年が経過して、新たに発生した不定根およびカルスの発達により、回復に大きく前進した。完治を願い再度被覆、養生をして作業を終了した。
平成17年1月撮影 |